なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

大好きなSnow Manを応援する「推し活」。

それは本来、私たちの日常を彩り、毎日を頑張るためのエネルギーをくれる、最高に幸せな時間のはずです。

でも、SNSを開けば目に入る、ファン同士の攻撃的な言葉。
良かれと思ってした発言が、誰かを怒らせてしまうかもしれない不安。

「同じ人を好きなはずなのに、どうして…」

そんな、ファン同士の人間関係に疲れ果てて、推し活そのものが辛くなってしまった…。そんな経験はありませんか?

この記事は、そんな風に心をすり減らしてしまった、優しいあなたのために書きました。

なぜトラブルは起きてしまうのか。そして、どうすれば自分の心を守り、「あなたのペースで」楽しくSnow Manを応援し続けられるのか。そのための具体的なヒントを、一緒に考えていきましょう。

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なぜ?「好き」が同じはずなのに…ファン同士でトラブルが起きる3つの理由

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

まず、冷静になぜトラブルが起きるのかを知っておきましょう。原因がわかれば、対処法も見えてきます。

理由①:「好き」の形が人それぞれだから

これが最大の理由です。

「Snow Manが好き」という気持ちは同じでも、その愛情表現は十人十色。

  • 全肯定で、ただただ推しを愛でたい人
  • 「もっとこうなってほしい」と、愛あるが故の意見を言いたい人
  • 同担拒否で、自分の世界を大切にしたい人
  • 同担歓迎で、たくさんの人と語り合いたい人

どちらが正しい・間違っているではなく、ただ「違う」だけ。

しかし、自分の「好き」の形が絶対だと信じていると、違う形の人を「間違っている」と攻撃してしまうのです。

SNSという「見えすぎる」環境にいるから

SNSは、本来なら出会うはずのなかった、様々な価値観を持つファンと簡単に出会えてしまいます。

そして、匿名性から言葉が攻撃的になりやすく、ネガティブな情報ほど拡散されやすい特性があります。

「ファンならこうあるべき」という“ファン警察”のような言動も、SNSが生み出したトラブルの典型です。

お金やモノが絡むから

グッズの交換やチケットの譲渡など、本来なら幸せを共有するはずの行為に「お金」や「モノ」が絡むと、一気にトラブルに発展しやすくなります。

「言った・言わない」「写真と違う」「お金が振り込まれない」など、信頼関係がベースにあるからこそ、裏切られた時のショックは大きくなります。

気軽に推しへの愛をSNSでつぶやける反面、推し活仲間と深く関わることで、トラブルに発展する可能性もあるんだよね。

【ケース別】よくあるトラブル事例と今すぐできる対処法

もし、あなたが今まさにトラブルに巻き込まれているなら。まず、深呼吸して、以下の対処法を試してみてください。

SNSでの攻撃的なコメントを受けた

あなたの感想やツイートに対して、「ファン失格だ」「〇〇くんが可哀想」といった攻撃的な言葉が送られてくるケース。

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

【対処法】

「戦わない」「ミュート」&「ブロック」


絶対にやってはいけないのが、感情的になって言い返すこと。相手は「反応」を楽しんでいる場合も多く、火に油を注ぐだけです。

あなたのやることはただ一つ。静かに「ミュート」か「ブロック」ボタンを押すこと。

あなたの貴重な時間と精神を、その人のために使う必要は一切ありません。あなたのタイムラインは、あなたの“お部屋”です。見たくないものは、静かに外に出しましょう。

グッズ・チケットの金銭トラブルに巻き込まれた

グッズの交換で、約束したものが送られてこない。チケット代行をお願いしたのに、連絡が取れなくなった。

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

【対処法】

まず「証拠」を保全。そして「予防」が何より大事。

相手とのDMのやり取りや、振込の記録など、全ての証拠をスクリーンショットで保存してください。その上で、警察や消費者センターに相談することも視野に入れましょう。

そして、何より大事なのは「予防」です。

取引相手のプロフィールや過去の取引履歴をしっかり確認する、高額な取引はしない、公式以外のチケット取引には手を出さない、という自衛が不可欠です。

ライブ会場でのマナーを巡るトラブルに巻き込まれた

後ろから押された、うちわが高くて見えない、MC中に大声で叫んでいる人がいる。

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

【対処法】

直接注意せず、「そっと離れる」か「スタッフに相談」

ライブ会場で、興奮している相手に直接注意するのは非常に危険です。逆上されて、せっかくのライブが台無しになる可能性も。

一番良いのは、そっとその場から離れること。

もし、あまりに悪質で我慢ならない場合は、近くにいる会場スタッフに「あのあたりでトラブルが起きているようです」と、冷静に伝えましょう。

「仲良し」だったはずの同担との価値観の違いでトラブルになった

最初は楽しく語り合っていたのに、推しへの解釈の違いや、「私の方が詳しい」といったマウント、嫉妬などで関係がギクシャクしてしまう。

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

【対処法】

推し活仲間とリアルの友達は別、と考える

これは非常に辛いですが、よくあるケースです。

大事なのは、「推し活仲間=リアルの親友」と、必ずしもイコールで結ばないこと。

「この人とは、この話題だけを楽しむ」と割り切ったり、少し距離を置いてみたりする勇気も必要です。

自分を守り、楽しく推し活を続けるための4つの心構え

トラブルを回避し、自分の心を守るために、ぜひ持っておいてほしいマインドセットです。

なぜ推し活でファン同士のトラブルが起きる?ケース別の対処法と自分を守る心構え

①「推しは推し、私は私」の境界線を引く

推しが大好きだからこそ、推しと自分を同一視しがちですが、あなたは推しではありません。

「推しが褒められれば嬉しい」「推しがけなされれば悲しい」のは当然ですが、推しへの評価が、そのまま“あなた自身”の評価になるわけではありません。

一歩引いて、「私は、〇〇くんを応援している私」という客観的な視点を持ちましょう。

② 全員と仲良くする必要はないと割り切る

「同じSnow Manファンなんだから、みんな仲良くすべき」…それは理想ですが、現実的ではありません。

リアルの学校や職場で、全員と気が合うわけではないのと同じ。価値観が合わない人がいて当然です。

無理に全員と繋がろうとせず、「この人は、こういう応援の仕方なんだな」と心の中でスルーするスキルを身につけましょう。

③ SNSは道具であり、自分の世界は自分で守る

SNSは、あなたの人生そのものではありません。あくまで、推し活を楽しくするための「道具」です。

そのせいであなたが不幸になるなら、本末転倒。ミュート、ブロック、鍵アカウント、SNSデトックス…使える機能は全部使って、あなたにとって居心地のいい、幸せな情報だけが流れてくる空間を自分で作り上げましょう。

④ ぼっち参戦は最高な推し活ができる

「一緒に行く友達がいないと、ファン失格みたい…」なんて思う必要は一切ありません。

むしろ、誰にも気を遣わず、自分のタイミングで泣き、自分の好きなところだけを集中して見られる「ぼっち参戦」は、最高に贅沢な推し活です。

胸を張って、一人の時間を楽しみましょう。

まとめ:推し活はあなたが幸せになるためにある!

Snow Manのメンバーは、自分たちのファンが、自分たちの見えないところで争ったり、傷つけ合ったりしていることを、決して望んでいないはずです。

推し活は、誰かに強制されるものでも、他人と比べるものでもありません。あなたが、あなたのやり方で、あなたの日常を少しでも幸せにするために行うものです。

どうか、見知らぬ誰かの言葉で、あなたの大切な「好き」という気持ちを曇らせないでください。

自分を守る術を身につけて、あなたのペースで、あなただけの幸せな推し活を、ずっと続けていきましょうね。

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